DEAD OR ALIVE ガンバよ魂をこめて戦え〜

我がガンバ大阪
は週末大阪の名を語るクソ豚とのダービーマッチに臨む。ダービーは必勝、そんなこと今更俺ごときが言わなくともこの試合に関わる全ての人間にとって同じだ。もちろんクソ豚にとっても。だがそんなこととは関係なしにここからは全ての試合で必勝が求められる。事実上ダントツ最下位とかけてしまう現状、ダービーだろうがなんだろうが泥水をすするくらい必死にやらなければ待ち受けるのは降格という現実だ。文字通り生きるか死ぬかの状況だ。しかし最悪の降格、それだけは何としても避けなくてはならない。過去にないレベルで悲惨な状況の中迎える通算44回目の大阪ダービー。果たしてどんな結末が待ち受けているなだろうか?


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豚丼は食った。あとは完全勝利するだけ。


・クソ豚について
気に食わない上に生意気極まりないが国内二冠はまぎれもない事実だ。勝ち点15のリーグ3位はガンバの勝ち点の約4倍、色々な感情を差っ引いたとしても今季対戦する中でも完成度は極めて高いと言わざるをえないだろう。この試合に限っては不安要素はほとんど見受けられないように思える。せいぜいソウザがいないくらいか。ACLを主力温存の名の下に捨てたことからお馴染みのメンバーは全員休養たっぷり。リーグ12得点はリーグトップ。失点が10と、消化8試合に対して上回ってしまっているが、直近の東京戦はクリーンシートで終えており徐々に調子を上げて来ている。順位表と下馬評はガンバが格下だ。ひっくり返すためには結果しかない。






ただ完全無欠かというとやはりそうではない。そうならば首位にいるはずでドローを3つ献上したり、二桁失点を喫するなどはしない。弱点があるから勝てない試合"も"ある。逆に言えばそのパターンに持っていければガンバにも勝機は十分にある。と言うよりも生み出さねばならない。いつまでもピンク色の奴らに大阪を牛耳らせるな!






さてその弱点だがずばりサイドだ。これは攻守両面に言える事だが、センターラインのヨニッチ、山口、杉本ほどのインパクトをサイドでは出せていない。特にサイドバックはつくのかつかないのかのタイミングを含め、不安定なポジショニングが散見される。加えてカバーに走ってくれる、いわゆる気の利くタイプのソウザが離脱中なので、代役をいろいろ立ててはいるが上手くハマっていない。屈指のハードワーカーの不在という意味では今野が離脱中のガンバと同じだが、クロッサーへの対応さえ改善できれば多分どうとでもなるのは割と深刻な差だ。表現が難しいが上げさせるのか止めるのか、ここら辺のメリハリ次第だと思う。ここんところ割と暇だったので3試合ほどクソ豚の試合を見たが、サイドは割と崩されている印象が強かった。松田と丸橋じゃしゃーないで済ませてしまえばそれまでなのだが、サイドが弱いのは昔からの弱点だ。ここを上手く使えるかはこのゲームの肝だ。






さてサイドの攻防は攻守で重要と書いたが、書きたいのはずばり柿谷だ。サイドバックの運動量が上がって云々という問題よりはこいつのところでノッキングしている。東京戦で逆サイドで張った高木が割とスムーズにカットインしていくのに対し、柿谷は割とパスを選択する場面が多く、そのパスも戻す系ばかりでイマイチ効果的に機能しているようには見えなかった。高木がゴール決めたシーンを含めたフォアチェックをきっちりこなした上で、円滑な攻撃を牽引していた印象があったので余計にかも知れないが、割と狙えるように思える。ついでにソウザもいないので一発のリスクは減った。しかし柿谷にしても杉本にしても一発はある。繰り返すがリーグトップタイの12得点力は伊達ではない。今の調子だと舐めていると5〜6点食らって惨敗も容易に想像がつく。





・ガンバについて
ダービーやぞ?わかっとるな?






正直これ以上書く事はない。昔から言ってる通りダービーは根性論で勝つものだ。足が痛い?ツバでも塗っとけ。頭を打った?もう一発殴れば治る。人間根性さえあればなんでも出来る。それはもうまぎれもない事実だ。確かにデータ的にも状況的にもぐちゃぐちゃ極まりない。しかしガンバのユニフォームに袖を通している身分でありながらクソ豚に負けることをよしとするのか?あのだっさいピンク色のチームに負けていいのか?クルピよお前の古巣に引導を渡されていいのか?初瀬よ、お前がわざわざ岸和田から吹田まで通った理由はなんや?ヤットよ、これまで大阪を牽引してきたのは誰が中心やったチームや?ファン・ウィジョよ、お前が日本に来て初めてゴールを決めた相手は誰でスタジアムはどこやった?そしてガンバに関わる全ての人間に言いたい。選手や読んでいる読者(サポーター)のみならず、それこそあのハゲ社長と無能強化部長にもだ。




「10・8の悔しさを忘れているわけないやろな??」


思い出せ、俺たちのホームで、残り30秒で取り逃がした決勝進出、あと数センチで奪えた勝ち越しゴールだってあった。あの時の悔しさや悲しさを覚えているならば、腹括って戦え!!!!





まあ負ければクルピ解任でツネあたりが昇格なんでしょうが、そうなるとますます12年と状況が似てくるのよね…






・このカードについて
通算44回目の大阪ダービーは23勝8分13敗と大きく勝ち越している。去年1つ勝ってタイトルを2つとったから勘違いしてるノータリンの豚どもが多いがお前らまだまだ格下やから。ただこのカードの状況のみフォーカスを当てれば格上なだけで抜かれた気はさらさらない。ついでに言えばリーグに限れば降格した6年前のアウェイ以来敗れておらず、ホームのリーグに限ればなんとなんと15年前まで遡らないと勝った記録がない。こんなデータを見てもなお格上だなんだとほざくならそれはもう狂人だ。1つや2つの負けでひっくり返る差ではないのだよ。気にするな。








と煽っては見たが現状本当に厳しい。無理やり根性論に結びつけたりしたが、現実的には敗れてクルピ解任が最もリアリティのあるシナリオだ。ただかつて落ちた年のセレモニーでこんなことを言った奴がいた。

「試練を試練で終わらせない。それがガンバというクラブです」

俺はまだ信じてるよ。こっからでも巻き返せると。だが超えなくてはならない悔しさや屈辱が目の前にある。それを超えるのはやっぱり気持ちではないかね…





さあ、ガンバが好きな奴ら全員で総力を挙げてあの薄汚いピンク色を南へ送る返そうや!!!!!(俺も南の人間というのは公然の秘密である。南海沿線民デーとかいらんわ)

















湧太